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 2004年5月〜

2006年

July 30 ウニ土産

28日に小樽に行って、漁師の大高さんから、格安で分けていただいた獲れたての「海水ウニ」を食べました。

“獲れたて”とは言っても、水揚げされてから、丸2日以上たってしまってるけど、味は絶品っ☆☆☆

そのまま食べても、ちょっとワサビをのっけても、めちゃめちゃウマイ!お醤油なんてつけたらもったいないっ!
生臭味なんてもちろんないし、カタチを整えるミョウバンを使ってないから、口に入れるとホロリと溶ける。
甘くて、クリーミィーで…いやらしさがないから、いくらでも食べられます。
極めつけは、中トロの巻き寿司にウニをてんこ盛りして、ガブっですよ〜あーもーホント生きててよかった。

今日のウニ君たちに、ベストマッチなお酒だろうと選んだのは、以前紹介した、“特別醸造酒 頒布会”という企画モノで、北海道から送られてきていた、純米吟醸・山廃特別純米「千歳鶴 吟風」。ウニの甘みを引き立てるコクのある辛口で、あっという間に4合瓶が2本空いちゃいました。。。

July 29 隅田川花火大会2006

3年連続で、隅田川近くに住むお友達ご夫婦のマンションにお招きいただきました!

←打ち上げ開始3時間前なのに、スゴイ人ごみ…あの中に入っちゃたらいつトイレにいけるだろう…?
昨年、焼酎の四合瓶3本を持参したのですが、結局足りなくて(汗)、今年は芋焼酎「き六」泡盛「残波」を1升瓶で差し入れ。
今年も目の前で次々に上がる花火、そして花火コンクールの品評会で大いに盛り上がり、夏の夜を大満喫!

そして東京は、この次の日にやっと梅雨明けになりました。

July 28 夏の札幌へ〜W〜小樽へ


地元向けの市場

小樽へ行きました。

私も始めて立ち寄る「小樽 鱗友朝市」は、地元の人が行く市場、朝3時〜、
午前中しか営業していない…もちろん地方発送もしているけど、観光客メインにしている市場と違って、めちゃ安い。

「北海タコ」の値段はよくわかりませんでしたが、「小樽ウニ」一折¥1200(5つくらい買えば1つ¥1000にしてくれそう)、「朝イカ」はこの1箱で¥2300。ちなみにイカの鮮度は、透明→白→茶色→→まだらな白茶→→→白濁となります。

タラバ蟹は、生簀に15匹ほどいました。中から好きな大きさを選んで、その場で釜茹でしてくれるのです。

写真→は、そのうちの一匹2.6Kサイズの大物。
生簀から引揚げられそうになると、ジタバタ凄い勢いで暴れます。
この先の運命を知っているのでしょう…(;床に置いた途端、排水溝へ向って後ずさり…私がカメラを向けると、思いっきり大きな爪を振りかざしました。


まずはサイズを測ります

逃げようとしてますっ。
とても残酷な気持ちになりブルーです(;
そんなブルーになってる私を見た、蟹売りのおばちゃんが、今度は生きたホタテを持ってきて、ガシっと開き、貝柱を取り出し切って、「ほら、おいしいから食べなさい」と言った。
まだヒクついているそのキレイな貝柱を口に入れ、噛むとサクサクぷりぷり歯ごたえの甘い旨みが口いっぱいに広がります。
お醤油もワサビもなくて、でも今まで食べたホタテの中で、一番・・・おいしくて・・・・・・せつない。

北海タコ

激安っ!


全部で30匹以上!?

母のお友達のウニ漁師さんの家で、ウニの加工作業を見せていただきました。
漁師言葉で「バフンウニ」=「ガンゼ」・「ムラサキウニ」=「ノナ」と言います。写真に写っているのは、「ノナ」。

水揚げされると、2つに切り、中の身を出します。1つのウニから、身は5つ。黄色の身の裏側には、ウニが食べた黒い昆布のやわらかくなったものがくっついていて、それを丁寧にはがします。

この後、ミョウバン水で加工して、成型されて折詰め。
でもこちらの大高さんは、この季節は最高の味だから…と、その行程を省き、無添加「海水ウニ」として出荷。卸値は1折¥1000前後ですが、コレが銀座に行くと、握り一貫で¥1000以上になっちゃうんだな。。。

漁師の大高さん
続いて、立ち寄ったのは、「祝津 鰊(ニシン)御殿

明治時代、北海道日本海側では、海の水が銀色に変るほどのニシンが押し寄せていた。そのニシン漁で財をなした網元が立てた、大きな住居を“鰊御殿”といい、ここにあるものは、もともと北海道泊村(今では原発で有名)に立てたものを移築したもので、現存するものの中では最大級と言われる。
この建物の2階からは、晴れ渡った小樽・祝津湾が一望できる。


上からでも
海の中が見えるほど美しい海。

海中には、ウニがゴロゴロしているのが泳いでいればよく見えるけど、無断で獲ってはダメ(笑)

ランチは母オススメの海石榴(ツバキ)

ヒルトン小樽のある華やかエリアから少し外れたところにあり、人通りが少なく、漁港を見渡せる素晴らしいロケーションです。

まだ本当にお昼ですが、せっかくなので、吟醸酒「小樽港」をいただきました。キンと冷えてキリっとした飲み口は、まさに命の水っ!お通し「のりクラゲ」…クラゲのコリコリと岩のりのまったりしょっぱい感じが酒にピッタリです。
さて、ここでのオススメは平磯焼(¥4000)という母に従いオーダー(くぅ大奮発!)。
生きた「鮑」に「バフンウニ」をのせて網焼きに…熱さに身悶えながらグリグリ動く様から“残酷焼”とも言われます…本当に苦しそう(;。。。

掌くらいある大きな子持ち「ボタンエビ」と「イカ」を除いて、「ホッキ貝」「ホタテ貝」「タラバ蟹」「北海タコ」「青ツブ貝」全て生きてました。中でも「タコ」の美味さに脱帽…。

〆は名物「海石榴(ツバキ)丼」。これまた新鮮なネタがぎっしり…この丼に手を出した時は既にお腹いっぱいだったのに、ネタの美味さに気がついたらバクバクっっ。

小樽といえば、運河や倉庫街・レンガの道などが有名ですが、今回、その観光地をあえて外して、“海”を堪能しました。

学生時代は本当によく来ていたので、小樽には私もたくさんの思い出があります。でも今回は新しい発見が多くて、めちゃめちゃ楽しかった。

北海道に滞在中、ずーっと快晴が続いていたのもラッキーだったし…改めて、北海道ってやっぱりいい所ですっ!

July 27 夏の札幌へ〜V


主成分はエゾウコギ

札幌は、私が着いた日からずーっと晴天が続いていて、日中の気温は25℃になる事も…暑さが苦手な母は、連日の飲み疲れも重なってちょっとお疲れ気味。&枕が替わって熟睡できない私も疲れが…。
そんな時には←コレです!「エゾエース」☆エゾウコギという朝鮮人参に近い滋養強壮効果が期待できる成分がたっぷり入った、北海道(クスリのツルハ)限定品。
←コレも札幌にきたら必ずGETしてる品かも…(笑)

昨日に引き続き、ブランチはラーメン!
今日は「そば屋 三徳」の醤油ラーメンです。
ここは知る人ぞ知るラーメンの美味い店で、もちろんおそばもおいしいけど、以前はこのラーメン目当ての行列ができていたほど。
私が小中学生の頃、この近く住んでいて、たまにここから出前をとって食べていたので懐かしい味です。
麺は中太のちぢれ、豚骨スープ。濃厚なイメージだけど、スープを飲み干せるくらいバランスのいい感じ。旭川系に近いのかな?

三徳のラーメン

生マトン(大人の羊)
今夜は、以前紹介したジンギスカン「アルコ」で夕食。
生のマトンが食べられるは、東京でもなかなかないので、うれしー☆
生ラムより、クセもあるが、旨みが強い。肉らしい強い味としょっぱいタレの感じが、まさに北海道料理!
一緒に行った地元民も「美味しい」連発☆☆☆

この後、例のごとく隣の「ラーメン一徹」に移動して、大焼酎大会が開催された。

July 26 夏の札幌へ〜U

札幌に来ると必ずする事。
@ラーメンを食べる。
Aスーパー銭湯に行く。
Bホッケを食べる。
まだありそうだけど、この3つは絶対(笑)

ブランチに選んだのは、「ふくべ」のラーメン。
私が中学生の時にはすでに営業していたので、結構長くやってます。
←写真の通り、炒めたモヤシが一袋分入ってます。
麺をほじくって食べないと、モヤシでお腹一杯になっちゃうので、注意。

ラーメンをお腹いっぱい食べて、新琴似にある「壱乃湯」へ。390円で露天温泉を堪能できるっていいなぁ。でも脱衣所がちょっと臭かった(汗)
昨日の酒を汗で出して、モヤシいっぱいのお腹を落ち着かせた、帰り道。
懐かしの「藤月」の前を通過したら、食べたくなっちゃった“ソフトクリーム”!こちらのお店は、高校時代・大学時代に寄り道して食べた懐かしい逸品。
ここら辺ではかなり有名な美味しいソフトクリーム屋さんなのです。
味は、水飴まったり感と濃厚な牛乳のクリーム感がいいバランスで、あぁなつかしや〜♪
さて今日の晩ご飯は、姉の家のすぐそばに出来たばかりのスペインバル風のカフェ&ダイニングです。

ハモン(生ハム)やチョリソー・タコのガルシア風・パエリアなどスペイン料理の定番メニューで、味もまぁまぁですが、いかんせん高いっ。東京の青山や銀座並みと言っても言いすぎじゃないかも。
ドリンクはそうでもないけど、フードのクオリティと価格があってない印象受けました。

ちなみに、このお店に来ていたお客さんは、札幌のセレブ風なオバサマたちだった…。

July 25 夏の札幌へ〜T


初搭乗♪
今年春から、羽田ー札幌に“スカイマークエアラインズ”が参入してきた。
大手2社よりも安い運賃だから、サービスとか悪いのでは?と心配していたけど、ちょっとした心配りは大手よりGOOD!旅の始まりをとても気分よく過ごせました!

機内サービスがナイと聞いて、チューハイ持ち込んで、昼間からいい感じ〜♪


限定のざくろ風味

 

渋ーい雰囲気の店内

札幌に到着した時は既に夕食時…さて初日の晩ご飯は、ススキノ「酒庵 五醍」
ここは、以前も紹介した大好きなTV番組「吉田類の酒場放浪記」に登場して、気になっていたお店。札幌に住んでいる母や姉たちに聞いても、「知らない」と言うので、ちょっと不安だったけど…。

シンプルな暖簾をくぐって中に入ると、こじんまりした小上がり席と年季の入った木のカウンター席にどーんと囲炉裏っ!
刺身・焼き物・小鉢のシンプルなメニューに値段はなく、全て時価(←コレってかなりビビリます;)。
唯一書いてあったのはカニ…¥5500くらいだったと思います。ススキノの中心地なので、安くはないけど、味と大きさ次第では、高くはない値段かな…。

さて、こちらで扱っている日本酒は北海道地酒「国稀」、蔵元から直送されているとか…「燗・冷・冷酒ございますがいかがしますか?」と聞かれ、「冷(ひや)」を頼んだら、13℃前後くらいのお酒が運ばれてきました。

一口含むと酒好きの母と私はノケゾリ…この「国稀」の良い所が際立つなんともオイシイ温度なのです。

ちなみに母は先日、増毛にあるこの酒蔵へ出かけて、フレッシュでおいしい「国稀」を堪能したらしく、「ここのはその時の感動と同じくらい美味しい」と言ってました。
さらに、お通しで出てきた新たまねぎとも絶妙に合っていて、めちゃ美味しかった!

13℃くらいのいい温度

冷酒はオリジナルラベル
時価にビビって、刺身には手を出さず、焼き物からオーダーしました(爆)。ホッケ・新さんま・ニシン・アスパラ・生椎茸とどれも新鮮でめちゃめちゃ美味しいです。特に新さんまのハラワタは全く苦味がないのですっっ旨みがフワリと口に…あぁもう初・体験☆
箸休めの「塩辛」も「ホヤの酢漬け」も絶品で、“酒休め”にはなりません(笑)。
一緒に来ていた母や姉たち地元民も、思わず唸る質のいい食材ばかり…ここにきてよかった!でした。

途中で「冷(ひや)」ではなく「冷酒(れいしゅ)」を頼んだら、店のオリジナルラベル付きの2合瓶でキンキンに冷えたものがきましたが、やはり「冷(ひや)」の方が、私は好きです。

脂ノリホッケ

塩辛


ホヤ

5人で焼き物とお酒を堪能して、価格は15000円程度だったから、今度行くときもバカ飲みしなければ、そんなに高くはないでしょう。食材の質の良さを考えたら、安いくらいかもしれない。札幌へ行く事があったら、是非オススメしたいお店です。

みんなで「さぁもう一軒!」と歩いていたら、ビルの上に観覧車がっ!ちなみにビル名は「norubesa」←“のるべさ”って。。。
学生時代をすごして、上京して早10年…ススキノが…街がどんどん変っていくなぁ…。


「のるべさ」は北海道弁



*** 更新お休みのお知らせ ***

今日から一週間ほど、学生時代を過ごした土地・札幌へ行きます。

北海道に住んでる時は、梅雨も知らなくて、有り難味がなかったけど、
先日の弟子屈・・・そして札幌、
この気持ちのいい季節に北海道へ行けるシアワセを感じています。

忙しく働いてる相方に、心から感謝。。。
いってきまーすっ!


July 21 酒のプロフェッショナル

恵比寿のイタリアンBARへ行きました。

メニューの中に最近ハマっているシェリー酒が2種類あったので、見たことない方を頼もうとして、「これはフィノですか?」と聞いたら、そこのバーテンさんは「ええーっと、はぃ辛口です。」と答えたので、「ではソレで」とお願いしたら、登場したのは、中甘口の“アモンティリャード”という種類のシェリー。
たとえばただのバイトだとしても、もしよくわからないなら、自分で一口飲んでみて、説明するとか、酒辞典で調べるとか、するべきだと思います。

その後、そのバーテンさんは、ずっと丸い氷を作っていました。カリカリと手早いその様子は、かなり慣れた感じです。もし、彼がバーテンとしてプロフェッショナルを目指すなら、そのキレイな丸い氷と同じようにお酒をもっと勉強して欲しいものです。…つーか丸い氷を使う意味はちゃんとわかってんの?(怒)

July 20 地獄酎

某居酒屋で、「地獄酎」を飲む。

以前、「ブラッディマリー」にタバスコとウスターソースを入れて飲むのが好きだと、ここに書いた事がある。空きっ腹の一杯目にもいいし、飲みの〆に持ってくると、ラーメンやらお茶漬けとかの深夜帯に食べては太ってしまう炭水化物を摂るより、ヘルシーで二日酔いの予防になる素敵な飲み物である。

さて この「地獄酎」は、かなりそれと似ているが激辛!…焼酎のトマトジュース割りにスゴイ量のタバスコと青唐辛子が入っているという、強烈な酎ハイ。
見えにくいかも知れないが、写真のように塩とカマンベールチーズがついてくる辺りは、ちょっと嬉しい心遣い。
喉から腹までピリピリしちゃうけど、結構いいじゃん☆

July 17 泡モノ好き

季節を問わず、やっぱり“泡モノ”好きな我が家。
今日は、いつも行っている信濃屋ワイン館に新しいシャンパンが入荷していたので、早速GET。

「Champagne Piollot Pere & Fils」
有機農法で作られているというこのシャンパン、全体的に派手さはないけど、丁寧な仕事を感じるエレガントな泡立ち、口に含んだ後のふんわり感がとてもいいです。
そしてなんと言っても、色が好き!熟成感のあるゴールドに少しピンクベージュが見えて、美しい☆

お値段もヴーヴモエを買う値段と同じくらいなので、新しい“泡モノ”探ししてるなら、かなりオススメです。

July 16 だるだる解消

梅雨が明けず、カラダ中が湿気でどんより。
だけど、エアコンが効き過ぎた場所に長い時間いるせいで、内臓が冷え切ってる…そうなると、代謝がガクンと落ちて、内臓脂肪が溜まりやすいカラダになっちゃうのです。
 で、今日は暑い国の知恵に習い、トウガラシ盛り盛りでヒーヒー言いつつカラダの中から熱くなって、汗出そう!
よく辛いものは、味がごまかせるなんて言うけど、辛さって奥が深い。私もタイに行くまで、その辛さの旨さを知りませんでした。
ランチから、ヤムンセン(春雨サラダ)と白ワインで、気持ちのいい午後です。
早く梅雨終わらないかな。。。

July 15 スゴイワインでしたっ!

先日、友人ご夫婦と行った、西麻布「DAL−MATTO」の姉妹店である、恵比寿「DAL−MATTO」に行ってきました。
当日予約では、ほとんど好きな時間で取れない、人気店ですが、今日はたまたま…18時〜の2時間半で予約GET!めちゃめちゃラッキー☆

さて、今日はちょっとだけ特別な日…オーダーするワインの価格帯もかなーり高めです(汗)
で、シェフの平井氏自ら選んでくださったのは、「Sagrantino di Montefalco 25anni[2001]Arnaldo Caprai」。
イタリアの有力なワイン評価紙上で、96点の評価…そして、小売店では現在ほとんど手に入れる事ができないワインだそうです。

抜栓したては、華やかなカシス、そしてゆっくり飲み進めると次第に成熟したベリー芳醇な甘さの立つ香りがふわり。。。上品にさえ感じるタンニンがいいですね…瞬間ごとにどんどん表情が変わっていく〜あぁ、シアワセ也。

料理は全部で6品。
先日、西麻布で頂いたモノと同じメニューもありましたが、やはりシェフが違うと、ハーブの使い方や量がちょっと違ったりしていて、面白いなあ。

4品目に登場した「豆のゼリー寄せ」は、豆のフレッシュな旨みが生かされた逸品でした。このお皿の左上に写ってる“鬼灯(ほおずき)”…甘くてジューシーで、すごく美味しかった、実は鬼灯食べたのってはじめてかも?

出てくるのは、他のお客さんとほぼ同じメニューなんですが、最後のパスタは、みんなと違いました。たぶんワインとのマリアージュを考えて、作ってくださったものだと思います。ちょっと得した気分になるなぁ(笑)
チキンのポモドーロ風に様々な夏野菜が入っていて、爽やかで優しい味でした。→(写真下)

この後、階上のラウンジで、巨峰のソルベとグラッパ入りのカプチーノを頂きました。このグラッパ…好きな量を入れてくれるというので、たっぷりイッときました(爆)

西麻布店・恵比寿店どちらもいい感じ、「DAL−MATTO」しばらくマイブームになっちゃいそうです。

July 12 常連さんへの道

私は気に入った店ができると、できるかぎり“通う”ようにしている。
“常連さん”になると、“お気に入りの店”から“居心地のいい店”にランクアップ↑。
そうなると、“一見さん”としてホスピタリティが充実していると言われている高級なお店に行くよりも、心がほどけるような“飲み”時間を満喫できる。
いい感じで酔っ払って、普段は絶対知り合わないないような見知らぬ隣のオジサンと仲良くなっちゃたり、店主さんとバカ話したり…そんなんで、楽しい夜を過ごせたら、大げさかもしれないけど、「人生っていいなぁ」(笑)って。

だいたい“自分好み”のお店って、そこにいる常連さんがいい感じの場合が多い。こんな常連さんがいるなら、いい店だろう!って感じる事も多い。

先月、はじめてきて以来、かなり気になりだしている恵比寿「とよかつ」。私も“いい常連さん”になりたい。

July 8 1500円で飲み放題

お友達のTさんご夫婦と西麻布「DALーMATTO」へ行ってきました。

ここの料理は全ておまかせで、一人¥5000前後。
そして、ワインはグラス・ボトルも用意していますが、¥1500で赤も白も飲み放題になります。

今回まずはじめに登場したのは、「ヤリイカとウズラ温卵」。コリプリとした食感のイカと卵の濃厚なコクが加わって、おかわりっしたい!くらい…のっけからヤラレましたぁ…。

「自家製フォカッチャ」と「オリーブオイル3種(シチリア・エミリアロマーネ・サルディーニア産、順に個性的になる)」このオリーブオイルは、私のHPの師匠かっきーさんサイト“東京ぐるめ”によく登場されている、インポーターの小川さんのオススメだとか…。
このオイルとこのパンでもうすでに気分上々↑↑↑

さて、次は「野菜の前菜盛り」…手前にチョコっと写ってる黄色い花のついたキュウリが、めちゃめちゃ美味しかったっ。どの野菜も絶妙な茹で加減で、野菜の甘みがじゅわっと♪
魚の前菜「真ツブ・鯛・あいなめ」海ぶどうやジュンサイなど…一つ一つがメインの素材を引き立てて、食感・味・両方で楽しませてくれます。

この辺りで、すでにワイン(白)飲みすぎ注意報発令!(笑)

1つ目のパスタは、「佐藤錦(さくらんぼ)とフルーツトマトのカッペリーニ」、冷たい喉越しと、さくらんぼの甘みが、ホントったまらん☆アクセントに使われている松の実がまたいいんだよね〜。。。
ここいらで、赤ワインにスイッチ!…でもすでにかなり飲んでいます(汗)

「自家製のハム」「牛内臓をトマトソースで煮込んだパスタ」どちらも見た目よりさっぱりとして、やわらかく、口の中でほどけるぅ〜。
お腹はすでに満腹だけど、最後に登場したのは、松坂牛・合鴨・ラムチョップのロースト☆☆☆
どれも、また絶妙な火の通り加減で、やわらかくジュスィーですっ。しかも添えられてるが、パクチー山盛り!ハートにズキューンです…あぁこんなに好きな種類のお肉様たちに一晩で出会えるなんてっ…。

飲み放題をいい事に、酒豪の友人ご夫婦(嫁の方)と、これでもかーってくらい、飲みました…美味しい料理をじゃましない、生き生きとしたテーブルワインのチョイス…素敵でした!
また絶対こよう!

July 7 29歳女

今日は、ちょっと年下のお友達Gさんと恵比寿「今井屋」で飲みました。
彼女はつい先日誕生日を迎え29歳になったばかり。
いろいろと話して行くうちにポツリポツリと語られる悩みには、私も見に覚えが…。
女性にとって20代後半というのは、結構やっかいな時期の一つじゃないだろうか?
“若い”女性が好まれる傾向にある日本社会で、20代も後半になると、仕事に於いても、私生活(たとえば結婚する・しないとか…)に於いても、周囲の反応も甘くなくなってくるし、自分自身も「このままでいいのか?」という疑問にぶち当たる。

いい状況にない時、流れを変えるために“なんとかしたい”って思っても、でもなかなかうまく行かなくて、ムダにあがくしか出来ない時期がある。
納得のいく方法は、そう簡単にみつからない。
そんな時は、ムダでもあがいてあがきまくろう!
……で、疲れたら、今夜みたいに一緒に飲もう!そんで一緒に笑おう!シアワセの目線は一つじゃない…角度を変えたら、新しい発見に出会えるかもしれない。


July 6 立ち飲みBARのその上で

立ち飲みBARがどんどん増えている気がする。

居酒屋やカフェよりもっと気楽に、「帰りにちょっと1杯引っ掛けて帰ろう」と誘いやすい感じがするから、私もかなり好き。

そんな立ち飲みBARで、気になってるお店はいくつかあるんだけど、今日は下北沢「CELL」に行ってきました。

ここは、1Fが“立ち飲み”、2Fがソファー席のある“ダイニング”になっている。今日は、北海道から帰ったばかりでまだ旅の疲れが取れていないので、2Fでゆったり食事させてもらいましたが、まだあまり知られていないのか、2Fの客は私たちだけ…。
黒いソファーに黒い壁紙、この黒い空間…連れが好きな人だったら、ちょっとドキドキしますね…ふふふ。

ちなみに、1、2Fとも“ペット”同伴OK。。。らしい。

July 5 初夏の弟子屈町へC

“釧路空港”からの最終便に乗って、今日東京へ帰る。この旅もあっという間でした…さみしいなぁ。。。

でも帰る前に、ちょっとだけ寄り道!

“弟子屈町(てしかが)”を午後イチに出発、初夏の濃い緑と牛臭い広大な牧草地がどこまでも続くような道をひたすら南下…“標茶町(しべちゃ)”を抜けて、太平洋が見えた!

牡蠣で有名な“厚岸(あっけし)町”に到着。
厚岸の道の駅“コンキリエ” (←写真左)には、厚岸で獲れた牡蠣やその他様々な魚介が揃い、太平洋を見渡すレストランでそれらを食べることができます。

レストランは2つ(牡蠣料理orバーベキュー)あったけど、
選んだのは、好みの食材を自分でチョイスして、自分で焼いて食べるバーベキュー。

既に、下調理してある食材もあり、初めて食べる人や、子供でもわかりやすくて、ファミリー向け。
私的には、ぜーんぶ生で、新鮮だったら、もっとよかったのに…ちょいと残念。

でも名物の焼牡蠣は臭みがぜんぜんなくて、プリプリしてて、美味しかったなぁ…車じゃなかったら、日本酒をクイっとやりたい所なんだけどなぁ。

食事の後は、漁港近くで釣りキチさんたちとおしゃべり…猫よりも大きなウミネコさん(←写真)。
近づくとチョコチョコ走って、逃げちゃうんだけど、その何事もないようなフリして一目散な感じとか(笑)めちゃカワイイ☆

厚岸漁港が運営している「A−ウロコ」という直売所に寄ったら、あれもこれも買って帰りたくなる安さと鮮度に心惹かれるよ〜!
厚岸名物のアサリ(東京で出回ってるアサリよりかなり大きい)はGETしちゃいました。

厚岸から、空港のある釧路へ。
国道ではなく、「北太平洋シーサイドライン」という絶景ドライブコースを通りました。
“昆布森”(こんぶもり)という場所があって、昆布漁の盛んな、小さな漁港が点在しているそうです。写真のように、絶壁の下は荒々しい波がたくさん押し寄せていて、ちょっとコワイくらい。

心地いい風と初夏の太陽、そして緑に囲まれて澄んだ空気…サイコーでした。この素晴らしい季節に、懐かしい“弟子屈町”に来られて、本当によかった。。。

July 4 初夏の弟子屈町へB

3日目は、ちょっとドライブ。
硫黄山、川湯温泉を抜けて、屈斜路湖方面へ。
←硫黄山から川湯へ向う道は、背の低い木々や草花が多く、細くて低い白樺など、ちょっと異次元な景色がみられます。

この辺りは温泉がたくさん湧き出ていて、泉質もバラエティ豊か…そんな数ある温泉・ホテルの中から、日帰り温泉に選んだのは、「屈斜路湖ホテル」。
湖から5mという立地で、露天風呂からも湖面がすぐそこ。(写真右下)
爽やかな風が温泉で火照ったカラダを優しく包んで、めちゃめちゃ心地いいですっ!平日の昼なので、お客さんは私一人…目一杯カラダ伸ばして入っちゃいました。


この“屈斜路湖”には、“釧路湿原”を縫う様にに流れる“釧路川”の源流があります。(←写真左)
透明で豊富な水が原生林を抜けていきます。
近くに海がないので、幼い頃は、この川でよく遊びました。ビニール袋を浮き輪代わりに使って流れに乗ったり、足だけ入って、気持ちよく遊んでたら、いつのまにか、グンゼのパンツが水着になっちゃてたことも…(爆)

帰りに近くのスーパーで、いいもの発見!
今現在、解禁になっている「北海シマエビ」と、3匹分の足と身で¥680という激安「毛蟹」、そしてこの2つの肴にあわせて、「トカップ」をGET。

やはり地のモノ同士の組み合わせは、最高のマリアージュ!味の濃いぃ「北海シマエビ」の頭と身を切り離さないように、剥いて、頭のミソと一緒に味わいつつ、これまたコクのある味わいの白の「トカップ」を口に流し込む……あぁもうホントっうまーいっ!しあわせデス☆

July 3 初夏の弟子屈町へA

2日目は、みんなでBBQ!…と言っても、北海道で外で食事すると言えば、やっぱり(?)ジンギスカン☆
もちろん、家の中で焼肉(牛や豚)の代わりに、ジンギスカンにする事もあるけど、かなり臭いがキツイですから…;

そして外でジンギスカンと言えば、ビールでしょう!で、北海道限定の「SAPPORO CLASSIC」。北海道の食材に合わせて作られたと言うこのビールは、そんなにビール好きでない私でも、北海道に帰ってきたら、飲みたくなっちゃうビール。

タマネギとモヤシ、そして畑で採れたばかりのアスパラとチンゲンサイもブッこんで、さぁ食べよー!

July 2 初夏の弟子屈町へ@

北海道・道東にある弟子屈(てしかが)町は、私が小学校5年まで住んでいた町。
みどころと言えば、“霧の摩周湖”・“硫黄山”・“クッシー伝説のある屈斜路湖”…そして広大な牧草地。

最寄の空港は、近い順に“根室中標津”“釧路”“女満別”だけど、いずれも車で1時間以上かかる。この季節はドライブに絶好だけど、大して変らない景色の1時間は、かなり長く感じる。

“釧路空港”に到着した私は、迎えに来てくれた父と最終目的地“弟子屈町”へ。

途中のドライブインで、ソフトクリーム発見♪東京で食べるのとは使ってる牛乳の味が違います。昔懐かしい濃いぃ牛乳の味がして…おいし☆
この辺りは、真夏でも20℃前後ととても過ごしやすい(寒い?)のですが、今日は薄手の長袖シャツを羽織って、ちょうどいい感じ。
やっぱり空気もおいしいし、全身のびーってしたら、カラダのイヤな気がサラサラ流れるようです。

弟子屈町に到着した時は、すでに夕方。
摩周温泉と言われるこの土地のお風呂は、源泉がかなり熱い(90℃以上になるものも…)ので、だいたい加水してありますが、湯冷めしにくく汗が噴出してきます。この熱〜いお風呂が大好きな私にはもうぅたまらんっ!デス。
幼い頃の真冬、どんなに寒い日でもお風呂に入れば、ぽかぽかのまま眠りにつく事ができました…懐かしいなぁ。。。

さて今夜のメインは、弟子屈町に来たならば、絶対食べなくちゃ帰れないっ!っていうくらい大好きな「いぶき」の醤油ラーメン☆☆☆☆☆

「いぶき」のママは、以前からの知り合い。
今回、日本酒を頼んだ私に、「牛乳豆腐」←を出してくれました。味はイタリアのモッツアレラチーズに近いかな…でも牛乳好きに贈りたい一品。(これは、近所の酪農農家の方から頂いた濃い牛乳で作っているそうです)

ところでこの「いぶき」、もとは焼肉居酒屋で、ラーメンは、そのメニューの一つだったのですが、普通の飲み屋になった今も、20年くらい前と変らぬ味を守り続けている、知る人ぞ知る逸品なのです。

豚のゲンコツをメインに取ったスープは、1cmほどの脂(コラーゲン)の膜が出来て、寒い日でも湯気が立たないくらいです。極細ちぢれ麺にちょっとしょっぱめの醤油と、こってり系に見えるのに病み付きになって飲み続けてしまう絶妙な濃度のスープが絡まって、あぁぁうまいっ!

最近この「いぶき」のラーメンを手本にして、「弟子屈」というラーメンチェーンが東京にも進出してきたらしいですが、私はまだ味わってないです。どーなんだろ?
でもこのラーメンは、極寒の「弟子屈町」でこそ発揮される美味さだと思うのです。



*** 更新お休みのお知らせ ***

今日から一週間ほど、故郷・北海道弟子屈町へ帰ります。
一番いい季節の北海道満喫したいと思います!
いってきまーすっ!