Guangzhou-HongKong                             

2007.6.27〜7.4

July 3 香港の空気

今回泊まっているホテル「ルネッサンス・ハーバービュー」は、
MRTの「湾仔(ワンチャイ)」が最寄駅になる。

その「湾仔(ワンチャイ)」周辺の、“ビクトリアハーバー側”には、近代的な高層ビルが建ち並んでいるけど、“山側”には下町情緒溢れる小さな商店や屋台が軒を連ねている。

品物の価格もかなり安く、交渉次第で、値札よりも安く買う事もできそうだ。

こういう屋台っぽいマーケットがひしめき合っているのは、「九龍半島」側の「女人街」が有名だけど、この「湾仔」は、観光地化されていない生活感があって、刺激的☆

ブラブラしていたら、マッサージの看板発見!しかも結構安い…50分=80元≒1200円。

ここも(写真右上)ちょっと怪しげなビルだけど、昨夜のキャバクラ通りのビルよりは、まともだ。

「フットマッサージ」「泰式マッサージ」「中国式マッサージ」の中から選ぶ…私が選んだのは「中国式」…広州で受けた時と同じくらい痛かったけど、なかなか上手なオバチャンだった。

 

マッサージは上手だったけど、エアコンが効きすぎていて寒気がする(泣)

でも、夜の湿り気を帯びたゆるい外の温度は心地いい。

ホテルへの帰り道、

今日の「香港返還記念シンフォーニー・ライツ&花火」がはじまった。

見上げるとビルから花火が次々に上がっていく。

明日は、日本に帰る日…上がっていく花火を見ながら、ちょっと寂しくなった。



地元で人気の海鮮料理
香港ラストナイトは、地元セレブのR女史に、「銅鑼灣(コーズウェイベイ)」の近くにあるオススメのお店「越華會海鮮小館 YUET WAH WUI SEAFOOD Restaurant」に連れて行ってもらいました☆

予約がなかなか取れない人気店らしく、この日も大混雑。

モダンな内装でキレイな店内なのに、どうもバタバタしていて落ち着かない。

加えて家族のお祝いで来ている子供連れ団体が大騒ぎ…でもこの猥雑な雰囲気が香港らしくて、楽しい♪
まずは「冬瓜を丸ごと使ったスープ」が登場…ホクホクの冬瓜にあっさりのやわらかい味のスープがしみこんで、激烈エアコンマッサージで冷え切ったカラダが温まりました。

続いて、「青菜の炒め物」、「大きな蝦蛄の素揚げ」…蝦蛄が好物の私には、たまらん逸品です!

さらに、「蒸し鶏」「甘辛のスペアリブ」…どちらもかなり濃い目の味付け…ふふふお酒がススムわん☆

青菜炒め・スペアリブ・蒸し鶏


冬瓜丸々スープ

そして、店員さんがガシガシ動いている活きのいい蟹を持ってきて、R女史に「これでいい?」と確認…しばらくしてから、その蟹が「ニンニク炒め」になってテーブルに運ばれてきました。

大きな爪を割って、身を齧ると筋肉のぷりぷりした感じがたまらん♪火の入り方も絶妙。

香ばしく炒められたニンニクをのせながら食べると、むはぁっ〜美味しくって、うれしーくなっちゃいます♪

蝦蛄の素揚げ

蟹のニンニク炒め


四川料理のお店ですが…
蟹と格闘しながら、勢いよく食べていたら、「Sweetsは別腹よね?」とR女史。

甘いものが苦手な私なので、普段なら丁重にお断りするのだけど、美食セレブオススメの香港sweets…行くしかないでしょう!

…で、到着したのは、このお店のすぐ隣りにある四川料理「小甜甜」


この四川料理店は、夜遅くまで営業している香港深夜ピープルご用達のお店で、四川料理がメインだけど、伝統的な香港sweetsを食べさせてくれるそうです。

黒ゴマのスープ !?

海草入りぜんざい

R女史曰く「香港の伝統sweetsは、女性のカラダにイイ働きをするものばかり」

確かに、本当の甘いもの好きには物足りないかもしれないあまり甘くないsweetsだけど、どの品もヘルシーでやさしい味わい。

疲れたカラダにやさしく沁み込んでいきます。

歳を重ねてなお瑞々しいR女史の美しさの秘訣がちょっとだけ分かったような気がします…☆

ココナッツミルク入りお汁粉

生姜団子スープ

豆腐プリン



旅の終わりの夜。

広州の雨。
広州の懐かしい・優しい。

とても大事な落し物…

香港の空。
香港のpower。

相方の仕事の側で出会ったこと。
一人で歩き回って出会ったこと。

旅の呼吸の1つ1つ 

ありがとう。




コンビニで買ったスパークリングワインとライチで最後の乾杯☆
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