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HIROSHIMA

D 呉〜音戸の小旅行

「珍来軒」の「呉冷麺定食」
本日はOFF。
広島市内から少しだけ足を伸ばして、呉市に来ました。

ブランチは、
平日でも行列のできる人気店「珍来軒」で、「呉冷麺」。

見た目は、夏に街の中華屋さんで見かける“冷やし中華”。
…でも、麺にかかってるこのお店特製のタレは、甘・酸・辛に、独特の旨み(肉系の出汁かなぁ…)が、プラスされてて、コクがある♪

ここ数日食べすぎで、胃の調子が悪いのに、旨みたっぷりの冷麺、ツボった〜ツルツルっと完食〜。

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ランチの後、呉の観光案内所で、日帰り旅にオススメされた瀬戸内海・「音戸(おんど)」方面へ。

造船所

潜水艦だ!

小高い丘「音戸の瀬戸公園」への道から
「音戸」へ向うバスの車中から、
巨大な造船所や、海上自衛隊の潜水艦がみえた。
…潜水艦って、そこにあるだけで物々しい感じがしてちょっと怖かった。。。

駅前を出発した市バス。
20分ほど走ると、瀬戸内海のおだやかな街並みが見えてきた。

「音戸渡船口」バス停で下車。

300年の歴史があるともいわれる「音戸渡船」。
日本一短い定期航路、乗船時間3分で、1回70円。

乗り方がわからないので、
改札らしき部屋で談笑中おじちゃんたちに声をかけて、お金を払おうとしたら、

「そのまま桟橋の先で立って待っておれば、向こうから見えるから船がくるけん、乗るとき(お金)渡して」

なんとも…ゆる〜い… 瀬戸内時間。。。
おじちゃんの言うとおりにしてたら、ホントにぽんぽん言いながら小さな船ががきた。

この「音戸渡船」が渡る狭い航路、でも、「安芸灘」と「広島湾」をつなぐ航路なので、結構な大型船も行き交う。

私が乗ったこの小さな船は、そんな大型船が作った波にゆらゆらゆられ、流れの早い川に落ちた葉っぱみたいだ。

そして、あっという間の3分、向こう岸に到着。

向こう岸(音戸町)の改札では、お釣り用の30円を10列ほど、テーブルに並べておじちゃんが居眠りzzzz

ほんとに…ゆる〜い…。

音戸町をぶらぶら…。

昭和感たっぷりの古い町並みは、とても静かだけど、しっかり今もここに住んでる人たちの息遣いがあって、まさにタイムスリップした気分。

古い家をそのまま使って営業しているお店、モダンにリフォームしたカフェや小物店。

名物「音戸ちりめん」(ちりめんじゃこ)を売ってる小さな商店へ入ってみたら、お店のおばちゃんが、

「昨日、入ったばっかりの今年の新物だよ」と、ニコニコ。
「東京まで持って帰って腐らないですか?」と聞いたら、
「あぁダイジョブよ〜新物じゃけん〜」とゲラゲラ。

ほんとに…ゆる〜い…。すごくイイ!

音戸時間にすっかりハマりました♪

 


音戸の地酒「華鳩」と「地タコ&鱧」
音戸から呉駅まで
再びバスで戻り

駅すぐの「森田食堂」で
軽く一杯。

客は私一人。

食堂のテレビで流れてた
水戸黄門を

食堂のおばちゃんと
2人で見た。

呉駅そばの昼酒が飲める食堂

ほろ酔いで、広島市内へ戻ります。

この旅も、たくさんの出会いがあった。

仕事でも…遊びでも…
“いつもの場所”から離れて出会う人たちには、
人見知りしないの、なんでだろう…。




呉線の電車の中から、瀬戸内海の夕焼けを眺めた。

さぁ、今年ももうすぐ夏本番がやってきます!