HongKong-Macau                              
2007.3.6〜3.10
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March 7〜part2

文武廟は、キョンシー映画の雰囲気?

ランチのワインでほろ酔い(笑)の私たちが次に向うのは、「文武廟(マンモウミュウ)」。

ランチしたお店の店員さんに、ここから「文武廟」まで、徒歩でどのくらいか聞いたら、「15分くらいですよ!」って教えてくれたケド、実際は5分ほどで着いちゃいました。

途中、中国茶器のお店で衝動買いしそうになったけど、その茶器屋さんが日本語を使い
売り込み始めて、なんとなく興醒め。
…茶器に本当に興味があるなら、“日本語”で説明してくれるのがありがたいんだろうなぁ。

でも…せっかく海外にいるんだから、知らない事、知ってる事・・・いろんな事を身振り手振り交えながら、言葉が通じない相手とわかりあうのも楽しみの一つだと私は思うのです。

文武廟」は、香港島最古の廟…ってコトで、観光客多いです。
でも日本人より、白人が多かった。

日本で言う“社務所”みたいなのはないけど、入口付近でお線香セット売ってました。ロウソク+線香(固まりで持つと腕の太さくらいある大きなもの)を買って、せっかくなので、お祈りすることにしました。

中に入ると、日本式とは違う参拝の仕方で、みんなカラダを大きく揺すって、頭を何度か下げています。正座して頭をこすりつけている人もいました。きっととても大切な願いがあるんだろうな・・・。

線香の煙が立ち込める中で、私も長く手を合わせてお祈りしていると、ポトっと上から円形の大きな線香↑の燃えカスが落ちてきて…ビクっあぅ…って、ホントびっくりしたよぅ。


$26≠¥440…高いのか?安いのか?

 


全く混雑してなくてラッキー

さて、日が暮れる前に、マカオへ向います。
一度、ホテルに戻って、預けていた荷物をPick up。そのままホテルからタクシーに乗って、5分。香港島側のマカオ行きフェリー乗り場に到着。

チケットを購入して、出国審査へ…そう、マカオ・香港、それぞれ、ポルトガル・イギリスから返還されて、今は同じ中国に属していますが、2ヶ所とも特別行政区域。行き来するには、出入国が必要なのです。

私たちが買ったマカオ行きフェリーチケットは、16:30発。
でも出国審査場が空いていたので、乗り場に到着した時は、1本前の船がまだ停泊していた。

…係員に「早くこいっ!」と手招きされて、行ってみたら、その前の船に乗せられちゃった。

ホントは、窓側の席に座りたかったんだけど、与えられた席は、一番後ろの通路側(涙)。しかもほぼ満席。

ただ、ランチで飲んだワインの酔いが覚めてグッタリし始めていた私たちは、約1時間の船旅を心地よい揺れに任せて爆睡zzz。


船内は、ほぼ満席でした(汗)


マカオの入国審査

目が覚めたときは、マカオへ到着するところだった。

なぜか、前の方に座っていた会社員ふうの男性が、私たちの席のすぐ後ろの扉に急いでやってきて立っている…よく見たら、その扉は係員が出入りする所で、この扉も開かれるらしい。

本来、スーパーシートのお客さんから、順に下船案内されるのに、この扉を使えば、普通席でも一番最初に出られるのだった。

私たちも便乗して下船…おかげで、入国審査もほぼ並ばずにスルー・・・船の席は残り物だったが、“残り物には福がある”。

マカオのフェリーターミナルに着くと、すぐに「観光案内安くするよ」(広東語)と言うような感じ(広東語はわからないので…たぶん;)で、しつこく話しかけてくるタクシーの運ちゃんらしきオヤジにつきまとわれた。

私たちが泊まるホテルも、このフェリーターミナルからシャトルバスを運行しているとHPに書いてあったんだけど・・・
英語でその辺の人に聞いてみたら、香港以上に英語が通じない。

…もうタクシーに乗るしかないのか・・・と諦めかけた時、“ホテルシャトルバス”と書かれた看板と矢印発見…行ってみると、スゴイ量のバスが…!

すべて、カジノやホテル行きのバスで、その施設が独自の運行してるものだった。でもあまりに多すぎるし、私たちのホテルのバスが見当たらない…仕方なくホテルへ電話しようとした時・・・・・・

忍ちゃんがそのたくさんのバス中から、今夜から泊まるホテルのバスを見つけ出した!よかったぁ〜♪♪♪


ホテルとカジノのバスがいっぱい客待ち


 

フェリーターミナルから10分ほどで、今日から泊まる「ホテル・ロイヤル」に到着。

白を基調とした清潔な広々ロビーに、テンションUP。

さらにチェックインの時、フロントの女性から「スタンダードルームが満室なので、
アップグレードいたしました」……って!!!きゃーめちゃラッキーじゃん☆☆☆


香港のホテルより安いのに…

キレイな室内に大感激☆

14階(ちなみに17階建て)のプレミアフロアにある私たちのお部屋は、液晶テレビにモダンでシンプルな家具でまとめられて、すっごく清潔そうです。

忍ちゃんと2人、「やっぱりこうでなくっちゃ!」と大喜び☆

香港では、「ホテルに帰りたくない」って思うコストパフォーマンスの悪さだったけど、ここなら観光して歩き疲れて帰ってきても、リラックスできそう。

これで、晴れていたら、最高!なんだけどなぁ。


雲っていなかったら、最高なんだが…


 

子供が遊ぶような公園なのに…

ここは一応中国です…

ホテルで一息ついて、私たちは街歩き&夕食のお店探しに出かけました。

ホテルを出て、10分程歩いたところに、キレイな洋風の建物を発見!
St. Francisco Garden(聖フランシスコ公園)」。


「カテドラル」

夕暮れにライトアップが始まり幻想的です。

ブラブラと歩いていると、こういったヨーロッパにいるような気分になるような建物がそこかしこに出てきます。

あまりに普通に“そこにある”ので、最初の感動が薄れていき、写真を撮るのも忘れてしまうほど…。

地図をまともにみないで歩き回り、すっかり夜になってしまってから、自分たちがどこにいるのかわからなくなってるコトに気がつきました。

同じ歳くらいの女性に英語で場所を聞いても、お互い片言過ぎて結局伝わらず、地図と標識をみながら、さらに歩くこと20分…なんとか、“出たい通り”に出られました。

ぐるぐる回ったつもりでいたのに、実際はそうでもなかったようで、大きな通りに出たら、坂の上の方にホテルが見えました。

さすがに疲れた私たちは、ホテル近くにあった庶民派の食堂へ行くことに・・・

ヨーロッパ建築のすぐ隣りの路地には…


マカオでタイのビール「シンハ」

マカオ家庭料理のお店だと思って入った食堂は、タイ料理だった(爆

店のおばちゃんたちは、全く英語がわからなかったけど、若い女性の店員さんは結構英語を話せる人で、なんとか注文できました。

タイ料理といえば、「シンハビール」…香港に着いてから「青島(チンタオ)ビール」ばかり飲んでいた“ビール党”の忍ちゃんに勧め、私も一口!


アサリのからーい炒め物(タイ風)


魚の丸揚げタイ風チリソース

 …一口…って思ってたのに、でてくる辛い料理にヒーヒー言いながら、ビールがとまらん・・・( 笑

 寒いマカオの街を歩き回ったせいで、冷え切ったカラダがタイ風の唐辛子満載の味付けで胃かぽかぽかしてくる感じです。


ホテルに戻る道すがら、BARみたいなお店があれば寄ってこう!って話してたけど、無かった(泣)。

仕方なくホテルのラウンジで飲み始めた2人、サングリアは手作りで、細かくカットした新鮮なフルーツがたくさん入っていて、ちょっとしたデザート感覚…おいしー♪

ここの店員さんでこのサングリアを作ってくれたおにーさんは、英語ができるので、オーダーしやすかった(笑)。
しばらくすると 「これから、ピアノの生演奏がありますが、何かリクエストありますか?」と聞いてきた。忍ちゃんも私も「ごめんなさい、特に…」って言ったら、「あなたたちはは日本人ですよね?」・・・・・・「はい。」・・・・・・

するとピアノの演奏が始まった・・・小林明子「恋におちて」…そうあの大ヒット不倫ドラマ“金曜日の妻たち(金妻)”の主題歌・・・。

ピアノ弾きのおじさんは、ニコニコとこっちを見ている…マカオにくる日本人って不倫旅行が多いのかな……って深読みしすぎだろうか…。


サングリア(¥2000くらい)

 

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