Shanghai上海                              
2006.11.29〜12.2
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 W庶民派朝食・莫干山路  X泰康路・夕食  Y 朝粥・帰国 
12月1日
ホテルの朝食をパスして、近所の朝市通りへ。

昼・夜は普通の道なのに、朝だけいろんな場所から集まってきた商人が、野菜や新鮮な魚を売り、そして朝食の点心が食べれるお店が並ぶ。
ちなみにこの道は、かなり市内中心地ある。昨日みたモダンな風景の隣りは、市民の活気ある生活圏。
まずは包子(パオズー)↑…肉まんと野菜まん…これがホント、うん、いやマジで、ヤバうま☆☆☆中の具材のジューシーな汁がタプタプしてて、そんで、この外側の“まん”がまた、ほんのり甘みがあって…昨日飲みすぎて、二日酔いなのに、コレ食べたら元気出てきたぁ!

そして、上海名物「焼小籠包」→。
これまた飛び出すスープが絶品!ちょっと黒酢をつけても美味しいし、そのままでもうまーい!完全に舌を火傷したけど、もういいやっ!熱いのをガブってイって、ズルっとスープを吸って旨みを余すところなく堪能…はぁぁ…素敵な朝だ。

“庶民派朝食”を大満喫して、向ったのは、中国アートの最先端「莫干山路(モーガンシャンルー)50号」。
1930年代からの倉庫が並ぶエリアを改築改装して、芸術産業エリアとして2004年に再生された。

大きな道から、ここに行き着くまで、ホントにそんな所がこの奥にあるの?っていう感じの寂れた道を通るため、地元の人の案内ナシでここにくるとしたら、かなりビビるだろう。

私がこの場所を知ったのは、半年くらい前に渋谷の本屋さんでみつけた「ARTiT」という雑誌の“中国アート”特集を読んでからで、上海に行く時は、絶対行こう!と決めていたのだった。

体育館の倉庫→のような、暗い建物の中には、スタジオ兼ギャラリーがいくつも入っていて、そのひとつひとつが個性的で面白い。

人が見てようと、関係なく作品に向き合うアーティストや、ギャラリーの改装を一人で黙々と行うアーティスト…美術系の大学学校祭前夜に迷い込んだみたいだ。
このエリアは、中国漢字だけでなく、英語もしっかり使われているので、少しだけ見てまわりやすい気がする。
ギャラリーの一つで、上海の美術学校生の作品展覧会が開かれていた。
昨日まで見てきた上海人とは違って、見に来ている学生や働いている人たちみんなすごくオシャレ。言葉を聴かなかったら、下北沢とか、代官山あたりにいる気分になる。

ちょっと意外だったのは、これだけ最先端アートな場面なのに、欧米人がほとんどいない事。きっとこの場所は、“これから”なんだろうなぁ…見てまわっていると、そのエネルギーをもらって感性が元気になっていくようです。私もここに住んでみたいなぁ。
ペットとして飼われているらしい“ペキニーズ”→(中国の歴代皇帝が飼っていたといわれている犬種)や、ノラなのかメチャ人懐っこいネコ←。

アートのるつぼで沸騰中の脳をふんわり癒してくれました。

 
さて、「莫干山路(モーガンシャンルー)50号」を後にして、ランチタイム!
今日のランチは、ラーメン。通りすがりに入ってみました。
小学校の給食で出てきた“ソフト麺”のような、ツルンとした麺に、あっさりしたぬるいスープ、そしてあまり辛くないラー油。あまり辛くなく辛みそで炒めた豚肉がのっています…。つけあわせの小皿料理も完全に冷えていて、歩き回って冷え切ったカラダが益々冷えるよぅ(涙)

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