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HIROSHIMA JAPAN

2011.11

C  安芸灘とびしま海道〜しまなみ海道へ


レンタカーで「安芸灘とびしま海道」へ。

呉市の川尻町から、下蒲刈島→上蒲刈島→豊島→大崎下島。

島に入った途端、広がる光景にココロオドル♪
まさにイメージしていた“瀬戸内海”の風景が広がった。

海と家々とが一体になって町ができていて、海の際の堤防は驚くほど低く、運転している眼の高さに海が続いてく。

ちょうど実りを迎えた「ミカンの木」がそこらじゅうにあって、
オレンジ色を揺らしている。
道の途中では、いたるところに「ミカン無人販売所」。

最初の販売所で、早速買ったミカンは、びっくりするほどジューシーだけど、
そのまま“島時間”を表したような、のんびりした味わいだった(笑)

ちなみに、ミカンの値段は、ネットに10個ほど入って、100円か200円。
釣りをしてる人や、腰を曲げてのんびり歩くおじいさん、小船が浮かぶ小さな漁港を眺めながら、車を走らせる。

「大崎下島」では、「豊町御手洗伝統的建造物群保存地区」に立ち寄った。
江戸時代に港町として、賑わっていたこの地区は、江戸後期から昭和初期の建物が残っていて、情緒ある風景に出会えました。

夢中になって写真を撮っていたら、
品のいい白髪のご婦人がミカンのネットを抱えて、路地から出てきて…

「どこから?まぁ!東京。アタシね神奈川県に住んでたのよ〜。これねアタシの家なの。…あぁこのミカンここら辺じゃ一番美味しいから、あっ100円なのよ〜安いでしょ。安くて申し訳ないけど1つあげるわ。じゃのんびりね〜。」
そのご婦人がくれたミカンは、さっき食べたミカンとは違って、旨みがぎゅーっと詰まった本当に美味しいミカンだった。
ゆっくり話せなかった(^^;けど、こういう出会いはホントに嬉しい♪


ところで、車で通れる、
「安芸灘とびしま海道」と「しまなみ海道」をつなぐ“道”は、まだ開通していない。

でも、カーフェリーを利用すれば日帰り可能と、フェリーのチケット売り場にいたオバチャンがハキハキ説明してくれた。
「大崎下島の小長(おちょう)港」から、「大崎上島の明石港」を結ぶフェリーに乗る。

15分ほどの航海で、軽のレンタカーと私で3000円ほど。安くはないけど、私にとって、これが生まれてはじめてのカーフェリー。

めっちゃワクワクする〜♪