MACAU-HONGKONG

2009.4.20〜25

April 23 香港・下町物語

母もしっかり文武廟でお祈りしてました☆

マカオから香港に移動した翌日は、香港の観光スポットを巡るツアー。
マカオでは、英語ツアーでちょっと大変だったけど、今日は日本語ツアーなので、のんびり周れるかな…。

ホテルのロビーに迎えに来てくれたガイドは、チャックさん。
今日のツアーは私たちだけらしい…ラッキーかも♪

まずは、香港島最古の廟「文武廟」。
立ち並ぶ香港の高層ビルの中にぽつんと建つこのお寺は、文武両道の神様。

正面の奥にある祭壇には、剣と筆の装飾があり、剣は力強さ(勝利・商売繁盛)・筆は賢さ(学問など)を示し、それに手をあててお祈りするとご利益があるとか…

続いては、香港島から九龍半島へスターフェリーで向います。
ガイドのチャックさんと3人でスターフェリーに乗り込み、私たちを乗せてくれる観光バスはトンネルをくぐって、対岸で待ち合わせ。

香港に来る度、用事がなくてもついのってしまうスターフェリー。のんびりとビクトリアハーバーを進むこの船は、香港で一番好きなモノです♪
まだちょっと涼しい海風に吹かれて、船が進んでいきます。。。


九龍半島の尖沙咀に着いて、再び観光バスに乗り込み、「黄大仙」という占いで有名なお寺を目指します。


大好きなスターフェリー☆

黄大仙の中の廟の1つ

到着した「黄大仙」は、比較的新しい道教寺院。
願い事が叶うと評判で、観光客だけでなく、地元の人たちもお祈りにきていて、平日なのに大混雑…。

母と2人、お祈りを済ませ、“1つの棒が出てくるまで、振り続けるおみくじ”をやって、番号を記憶。占ってくれる先生の所へ行ってみたけど…日本語が話せる占い師の方が不在だった(泣)

チャックさんに通訳をお願いしようと思ったら、「占いの解説ができるほど日本語がうまくない。」というから残念。チャックさんは、ほぼ独学で日本語を覚えたので、書いたり読んだりするのは苦手だと言っていた。日本にも何度か遊びに行った事があるよ!と話していたけど、日本が大好き!という風でもなかった…うーん…チャックさんの歴史が気になる…

母と私、ガイドのチャックさんを乗せたバスは次の目的地「九龍寨城公園」へ。

「九龍城」は、歴史の中でその役割が変化していったが、大戦後から1980年代までは、麻薬の取引やマフィアのアジトなど無法地帯の巨大なスラム街だった。
イギリス領から中国へ、香港が返還されることが決まり、93年に取り壊しが始まった。現在は、運動場・ショッピンセンター…そして今日訪れている公園になっている。

公園の一角に魔窟と呼ばれた頃の資料館がある。
その頃の風景の模型をみると、その物の密集具合に驚く。
…映画などでみる九龍城を想像する…その頃に一度、遠くからでもみてみたかった…。


魔窟と呼ばれた九龍寨城模型

公園の内部は、中国らしい美しい庭園が造られている。

中の広場では、太極拳が行われていて、母がチャレンジしてみた。
少し動いただけでも、汗が出て、体の循環が良くなるような感じがすると言っていた。

中国風の美しい庭園

母はみようみまねで太極拳


全然辛くないタンタン麺

香港で人気の四川料理と言うが…
ランチは、このツアーに組み込まれていて、デパートのようなレストラン街に案内される。
いろんなお店があって、迷ったけど、母のリクエストで四川料理に決定。

かなり観光客慣れしているウェイトレスの対応が微妙。私は「辛いタンタン麺」、母は「辛くないタンタン麺」をオーダー。
母が頼んだ「辛くないタンタン麺」は、ゴマペーストが、“これでもかー!”ってほどたくさん入っていて、まぁまぁのお味だったけど、私がオーダーした「辛いタンタン麺」は、スープがぬるく、味が薄い、そしてラー油は見た目ほど辛くなかった…。

辛すぎるくらいのタンタン麺を期待してた私。別で頼んだ麻婆豆腐も給食みたいな味で、自分で作る味の方が美味しい…(泣)

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