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 2004年5月〜

2004年
Decenber 25 生まれた年のワイン

今日はクリスマス。
去年、おととしと2年続けて、この時期を地元北海道で過ごしていたが、今年は相方の仕事で東京で過ごす事になった。
相方も私も地元が雪国。クリスマスの時期に雪がないと、イマイチ盛り上がらない。そんな訳で今日は、普段どおり夕食の買出しに出かけた。

そこで見つけた「Ch.Mouton-Rothschild’75」有料試飲。
1975年は私の生まれ年。しかもこんなグランヴァンを飲めるなんて!
「Ch.Mouton-Rothschild’75」はこのお店で1本¥54,800。そして有料試飲の1杯の値段¥2,500。普通に考えると高い!が、コレをレストランで飲もうものならいくら取られるやら・・・。
だからこんなチャンスは滅多にありません!今日はクリスマスだし、飲んじゃいました。

む〜ふぅ。。。さすがです!30年の歳月が良質のワインを育て、素晴らしい香りをつくり出してます。保存状態も良好で空気に交じり合って、時間経過ごとに様々な表情を見せてくれる。
これ以上過ぎると、品質は落ちてしまう・・・まさに“今”輝いている!

意外な所で、贈り物をもらいました。
来年1月で私も30歳を向かえますが、このワインのように麗しく。このワイン以上に長い間、キラキラしていたい。と願うクリスマスになりました。

December 23  二日酔い
二日酔いでどうにもならない。
この時期を二日酔いなしで乗り切る方法があるなら教えて欲しい。

今日は、私の対策を書いておこうと思う。
こんな二日酔いになっておいて何だが、私は深いお酒になりそうな日は、飲む前と後にウコン粒を飲み、飲む前に胃壁を保護する薬と乳製品を飲む。これに“へパリーゼ”という肝臓強化のドリンク剤があれば、完璧である。
そう!完璧なのだ…完璧すぎて、飲んでも飲んでも元気なのだ・・・・・・だからマズイ。
気が付けば、いつもより深酒になり、帰宅と同時に“トイレ星人”と化す。

「何事も“ほどほど”に…」というが、“ほどほど”は難しい。
December 20-22 酒☆酒☆酒
年末飲み会weekに突入。ざざーっといってみよー!

12/20下北沢「和楽互尊」

芸能人に会う確立が多い店なのだが、今日は私も同じ空間で飲んでいる事がうれしい役者さん「竹中 直人」さんがいた。
その「竹中」さんを筆頭に「伊東美咲」「白石美帆」「田中要次」さんたちが、いい感じで酔っ払っている。

最近、強く心地よいオーラを放つ人と会う機会が少なかったせいか、「竹中」さんのオーラは、近くで飲んでいるというだけで、ちょっとテンションが上がってくるような気持ちのいい感じ・・・。
“いい感じ・・・”なんて調子よく飲んでいたら、今日も「由布岳」のボトルが空いてしまった。
12/21下北沢「JACKPOT」

昨日はかなり飲みすぎて、一日キツかった…今日は早く帰って寝よう!と思っていたら、夕方過ぎたあたりで、「今日、牡蠣食べに行こう」というお誘い…。正直、本気でキツかったが、「ちょっとだけ顔出します…。」といわざるをえない状況。。。恐るべし年末。

牡蠣といえば、「CHABLIS」。ありきたりだが、間違いない組み合わせだ。先週末に新鮮で美味しい牡蠣をたらふく食べていたので、今日の牡蠣の満足度は薄かったが、弱った肝臓にはやっぱりうれしい食べ物。

12/22南青山「源十」三宿「シェリール」

昨日はさすがに、途中から体がお酒を拒否しだしたので、0時を回る前に帰宅できた。
今日は、そのおかげで体調もGOOD。フットサルチーム忘年会の下見にもっちーさんと出かけた。
腰の低い商売上手な担当さんのおかげで、話が早い。サクっと打ち合わせを終えて、南青山「源十」へ。
まずビールを二人で注ぎあい、忘年会の成功を祈る・・・。この後、焼酎を飲みだして、気が付けば終電に近い時間になってしまった。

地下鉄銀座線は、スゴイ混み様でかなりブルー…。
もっちーさんと渋谷で別れて、三宿「シェリール」で行われている、友人の“入籍パーティー”へ向かう。しかし渋谷のタクシー待ち人口は想像を絶し、その“待ち”に並んだら、何時に辿り着けるか解らないという状況。ダッシュで田園都市線の最終電車に無理やり乗って、“池尻大橋”へ。そこからなんとかタクシーをGETして、三宿へ到着。・・・とても長い旅をしたような脱力感。

大盛り上がりの三宿「シェリール」でまたガブガブ飲んだ・・・午前3時すぎに帰宅した後、トイレの住人になった。「酒は飲んでも飲まれるな」・・・年末の飲み会には魔物が住んでいる。
December 19 厚岸産の牡蠣

姉から、厚岸産の生牡蠣が送られてきた。
厚岸では、牡蠣の養殖も行われていて、年中牡蠣があるけど、やっぱり海の水が冷たい冬の牡蠣の身の締りっぷりは絶品。厚岸の漁港に上がる海産物は、そんな牡蠣を筆頭にとても美味しいものばかり・・・。

以前、父方の実家である弟子屈町へ帰った時に、厚岸の港で“活花咲カニ”“活北海シマエビ”を買って、家で食べた事があるのだが、生きたカニやエビを手で折ると、ウネウネと動き回り、逃げ出そうとするのだ…残酷な絵…でもうまい!


相方の体調も戻ってきて、やっと一緒にお酒が飲めるようになった。私は“生”と“焼き”で牡蠣を、相方は“よく焼き”で牡蠣を。病み上がりに深酒はよくないので、今日はこの牡蠣を肴に「信濃のかたりべ」を“ぬる燗”で頂きました。

この「信濃のかたりべ」は先日の“信州旅”で購入したもの。“燗”にすると、米のフルーティーさ際立つ。
厚岸牡蠣は生で食べるよりも、軽く焼いた方が旨みを堪能できたような気がする。今回、“焼き牡蠣”のウマさに改めて感動。
ハマりそう・・・。

相方は先日、医者から「牡蠣にあたってる」と診断され寝込んだが、この厚岸牡蠣には目がない。「思いっきり食べられないのが残念だ…」とこぼした。。。

December 15 江戸料理
おとついから相方がお腹を壊して寝込んだ。
医者には「牡蠣にあたった」と言われたが、周りは「今の風邪はお腹にくるから…」と言う。どちらにしても、お腹をこわして深夜から一日中呻いてしんどそうだった・・・。

今日になって、相方も少し顔色が戻ってきたので、以前から予定していた“フラメンコ舞台”に出かける事ができた。

この舞台は、私が教えてもらっている先生と本場スペインで若手NO1とも言われる、“ラファエル・カンパージョ”が出演するもの。
前評判どおり、“ラファエル”の足さばきは華麗で豪快。
そして一緒に来日した“ラファエル”の妹“アデラ”のソウルフルな踊りは兄の存在感を凌ぐ素晴らしいものだった・・・。
フラメンコを堪能した後、相方の調子を考えて家でお粥を食べる予定だったが、帰り道に「そば・うどん 江戸料理 源十」と書かれた看板をみつけ、「そろそろお粥も飽きたし、うどんならイケル…食べたい!」と言うので、寄って見ることにした。

私はこの2日間、相方につきあってお酒を全く飲んでいなかったが、今日は相方の勧めで頂くことにした。「じゃぁ一杯だけ…そば湯割りを・・・」

このお店は江戸料理という事なのだが、メニューのほとんどは見てもどんなものが出てくるか解らない。で困っていると、店のご主人が丁寧に説明してくれた。そして「お腹にやさしいものを頂きたい」とお願いしたら、色々と気を使ってくださり、お腹に優しいオススメも教えてくれたのだった。

「豆腐三珍」(写真右上)は、左から魚のすり身入り豆腐、ゴマ豆腐、豆腐の味噌漬け。どれも濃厚な味わいで日本酒に合いそう!続いて「利休卵」(写真右下)、左が白ゴマ、右が黒ゴマ。どちらも初体験の味わいと食感。
こういうメニューが出てくると、本気で我慢できません…純米酒「住吉 銀」をください〜(苦笑)

このあと湯豆腐をいただき、〆に「かけうどん」を食べた。
どれもしっかり手のかかった料理でカラダに優しい味。
「看病してくれてありがとう・・・」とお酒を注いでくれた相方。
「今度は一緒に飲みに来ましょう」
December 11 ボジョレーじゃないヌーボー。
昨年まで、ヌーボーはボジョレーしか飲んだことがなかったのだが、通っている酒屋の信濃屋さんで買えるヌーボーは、ボジョレーだけじゃない。「LAURENT MIQUEL Syrah Nouveau 2004

このミケール・ヌーボーは白と赤2種類が入荷される予定になっていて、昨年はどちらも購入する事ができたが、残念ながら今年は、私が予約を入れる前に白の方が予約で完売になってしまった。

今日は、手に入れる事ができた赤のヌーボーを飲む。
美しいピンクがかった赤色とバニラのような甘い香り…。
当たり年といわれた昨年の方が新鮮な旨みがギュとしておいしかったが、今回のブドウもなかなか。

毎年、同じ銘柄のヌーボーを飲むと言うのは、素晴らしい経験だと思う。香りや色、特徴などをメモしておいて、
年毎の違いを感じられるようになりたいなぁ。。。
December 10 なじみの店
今日は仲良くさせていただいている、劇団03ゴールデン劇場の忘年会に顔を出した。
場所は鶯谷駅のそばにある「居酒屋関所」。
劇団員の方の話を聞くと、何年か前、鶯谷の稽古場を借りていた時、稽古終わりには、必ず足を運んでいて、そして毎日飲みに来るこの劇団のために、メニューにはない一升瓶の焼酎キープをさせてくれていた。

この忘年会で久々にこの店に劇団のみんなが集合した。
みんな、変わらない店の雰囲気の中で、話に花が咲く。
「ママー!今日は一升瓶ないの?」と声をかけたら、
「ごめんなさい、今日は用意してなかったの…」とかえってきたのだが・・・

しばらくして、店の大将が「大分むぎ焼酎 二階堂」の一升瓶をもって席に挨拶にきた!わざわざ酒屋に走って、買ってきてくれたのだった。
「うわぁー!大将!ありがとう!見た目が全然変わらないね〜。子供はいくつになったの?…」
そんな大将の登場に盛り上がるメンバー一堂。

私は初対面だが、その大将の人懐っこい笑みを見て、昔から知ってるような暖かさを感じたのだった…居心地がすごくいい。
今夜も長い飲みになりそうだ…。
December 9 20本目のボトル
久しぶりに下北沢「和楽互尊」へ行った。
大将は私たちを見ると、「いぃらっしゃぁい!久しぶり。うれしいな」と相好を崩した。

私たちは1ヵ月以上ここに来ていなった…この店を知ってから、多いときで月4回、少なくとも1回は足を運んでいたのだ。私もこのお店が恋しかったが、長野旅や仕事で自由な時間が減っていたのだった。
今日、いつも飲んでいる焼酎「由布岳」のボトルが空いた。
ボトル一本につき1つ付いてくる、紫の紐を改めて数えてみたら、ちょうど20本になった。

それを見ていたお母さんが「20本よりもっと飲んでるわよ…紐なくしちゃったのかしら・・・」と言って、笑った。。。
December 8 ボジョレーと・・・
毎年、ボジョレーを買っている。
今年も3本ほど予約して購入、今日やっとそのうちの1本を飲む事ができた。
モメサン・ボジョレ・ヌーヴォ“セダクション・キュヴェ・リディ”2004」
今年のボジョレーは何度か味わったが、これまで飲んできたものと比べると、この“セダクション”はベリーの香りがとても強い。香りが開いた頃、グラスを口元にもっていくと、まるでイチゴジュースのような甘さと華やかさ…。
なのに一口飲むと、香りの甘さを裏切る辛口っぷりなのだ。
深くて華やかなアロマなので、ワイン単体で飲むほうがいいのかもしれないが、今日はボジョレーのために、ハムをたくさん用意しておいた。
これだけ様々な種類のハムがあれば、このボジョレーと相性のいいものも見つかる。スモーキーな味わいのハムより、チーズやニンニクの利いたハムが好相性。気が付けば、あっという間に一本空いてしまった。。。
December 2 謎のスパイス
スープカレーを知っていますか?

私が高校生の頃(かな?)に、札幌でいきなり行列の出来る店として、有名になった「Magic Spice」。
カレーの味なのに、サラサラのスープ仕立てで、ぱっと見はただの野菜スープ。それが、一口すすると辛さとスープの旨みが口の中いっぱいに一気に押し寄せてくる。

その「Magic Spice」が下北沢に進出してきて2年経つだろうか…一度行くと、続けて行きたくなるこの味、スパイスにヤバイ薬が入ってる…なんて噂もチラホラ。。。

上の写真は「チキン・極楽(辛さの名称)」。
“極楽”とは辛さのランクで、一番辛い“虚空”から3つ下にあたる。私はこれ以上のランクに進んだ事がない…。これを完食した後は、ヨーグルトをガブガブ飲んでもお腹の中が「辛いよ〜!」と訴える…それでもまた食べたくなってしまうのだ。

写真右はタイに行くと、コンビニでも売っているワインクーラー「SPY」。
コレだけ単体で飲めばジュースより甘いが、辛い料理との相性は抜群☆昼だと言うのに、一本飲んどきました。

スープカレーの元祖は「Magic Spice」なのだが、近年札幌では、スープカレー戦争が巻き起こって、様々なスープカレーが登場している。札幌に帰った時は、いろいろ挑戦しているが、私は「Magic Spice(マジスパ)」が一番好きだ。
ただ、ここ半年で行列を作るようになった「マジスパ下北沢店」のスープにコクがなくなった…。私の相方は「前ほど美味しくないから、行かない」と言って、つきあってくれない…。うーんコクがなくなったのは解るけど、スパイスにハマって食べたくなっちゃうんだよー!