BALI Indonesia                                  
2005.5.31〜6.4
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出発  KUTA WEDDING&OP TOUR 旅の最終日
 
June 2
姉の挙式当日。
今日、私はとても重要な仕事を任されている。
それは花嫁の“メイクさん”。

“デキルメイクさん”とは、キレイに化粧を施すだけじゃなく、特別な時間を迎えるために魔法をかけられる人だと思っている。・・・さぁ!いっちょやりますか!

まずは、“美しさを纏うため”の環境を整える。
部屋の空気を入れ替え、イスに座った時に目に入るものをメイクセットとホテルの手入れが行き届いた庭だけにする。
Bathroomから出てきた彼女に一口お水を飲ませて、フェイシャルパック。その間にデコルテ(首から肩、鎖骨あたり)を潤いたっぷりのローションでマッサージ。

私「体調はどう?」
姉「えへ…二日酔い・・・」
・・・まったくわが姉ながら、情けない。

しかし、やはりテンションが違うせいか、肌のツヤ、化粧のノリはとても良い様だ。ベースメイクをしっかりと施せば、ファンデーションを厚く塗りたくらなくても、しっとりした美しい肌に魅せることができる。アイメイクやチーク、リップもナチュラルを心がけつつパーツにメリハリをつける。

さて、花嫁といえば、ウエディングドレス。
姉が選んだドレスは、バスト部分にレースの切り返しが入るけど、スカートはシンプルで美しいAラインが特徴。さっぱりとしていて彼女のキャラクターにとても似合っている。

・・・よし。準備は整いました!



控え室

控え室から見える庭

さぁ私もチャペルへ移動します。

 
バージンロード・・・ガラスの下は水がゆったり流れていました。
女性3名のコーラス隊の賛美歌にのせて、新郎、花嫁の腕を引く父が登場。3人とも笑っちゃうくらい緊張していて、足と手が一緒に動きそう…。

父の腕から離れた新婦が新郎の腕をつかむ時、私は思わずポロっ。。。賛美歌隊の美しいハーモニーが心にじわりと入ってきて、涙が止まりません。姉の準備に追われて、ハンカチすら持ってない私に、母が無言で自分のを貸してくれました・・・そんな母もポロポロと涙が止まらない様子。

牧師さんの言葉の響きはすごく重々しく、その響きを聞きながら、今までの姉との時間が走馬灯のように思い出されて、どんどん涙が溢れてきます・・・この感情が何なのか、当てはまる言葉がみつかりません。

始まるまでは余裕でした(汗

フランジパニの香りがふわり

「せーのっ!バ〜り〜(合掌)」







1日の中で一番強い太陽がHAPPY全開☆の2人をキラキラ照らします。

「おねえちゃん、おめでとう!」

 
挙式を終えて、一休みした後、少ないバリ島滞在を有効に使おう!という事で、夕方前から参加できるオプショナルツアーに参加。

隔離されたホテルだけではわからない、バリ島の生活感いっぱいの町並みをバスで1時間半。到着時に出迎えてくれたジャイヤさん(←写真中央)の案内で、バリ島で二番目に大きな寺院「タマンアユン」へ。

ジャイアさんの話によると17世紀に建立され、今もそのままの姿で残されている貴重なお寺だとか・・・。

さらに移動。到着したのは「タナロット寺院」。
海(水)の神様を奉ってあるお寺で、奇怪な岩に“隠れ家”のように建っている。
ここは夕陽がとても美しいという事でしたが、私たちが近くの駐車場に到着したのがギリギリの時間で、あわててダッシュしたせいで、みんなぐったり(笑)・・・こんなにバタバタしたのは、ジャイアさんがタイミングを誤ってしまったからなんだよなぁ。。。ちょいと残念。

収めたモノにいい写真がなくて、UPできないのが残念ですが、あっという間に沈んでいく夕陽と幻想的な寺院のシルエットは、見ごたえありました。


今度バリに来る事があったら、早めに到着して、のんびり夕陽を待ちたいです・・・。


 

Dinnerは、インドネシア料理との事でしたが、これまたジャイアさんにヤラレました。たぶん、OP(オプショナルツアー)に含まれているレストランと違うお店(ホテル)に連れて行かれて、オーストラリア料理(?)を食べさせられました。
バリではマージン(紹介料)で小銭稼ぎするガイドさんが多いという話は聞いていたけど、まさかJ○Bのツアーでそんな事になるなんて驚きです。昨日のクタへ向かうタクシーでも、タクシーの運転手さんにおかしな店に連れていかれてたし・・・まったく油断もスキもない!

今夜に関しては、お腹空いていたし、料理自体は不味い!っていうものでもなかったので、他のみんなはあまり気にしてないようだったからよかったけど、私は正直かなりムカムカしてました。
ツアーなのに記載されてる事と全く違う料理がでるなんて・・・(怒)

オーストラリア料理(?)で、おもいっきりお腹がいっぱいになった後、ホテルに帰って呑み助たちはBARに集合!

本当にあっという間の旅…
今夜はホテルで過ごす最後の夜。
ライトアップされたホテルの中庭と、生暖かいバリの夜風を心地よく感じながら、一杯。

予想以上に感動しまくった挙式の話で大盛り上がり。
挙式の時、参加者一人づつ新郎新婦にお祝いのメッセージを送るというのがあって、私は感動しすぎて、感情的なはずかしー事を言ってしまったのです。あーやー!もうその話はヤメテ〜(汗)



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