Guangzhou-HongKong                             

2007.6.27〜7.4

June 27 広州へ

初☆中国南方航空

成田→広州 CZ386便

相方の出張先へ一人旅。

窓側から3列シートの真ん中が空いて、隣りに座ったのは、同じ歳か少し若い日本人男性…乗りなれた雰囲気がしてるから、彼もどうやら出張のようだ。

中国へ行くのは、これが5度目になるけど、中国南方航空に乗るのは初めて。

事前にネットで調べた情報では、「南方航空機内にゴキブリが出た」とか「機内食は激マズ」とか、BADな事が書かれてたけど、実際乗ってみると…まぁフツー(笑)…ただ、ちょっとシートクッションが柔らかくて、座るとお尻が沈み過ぎるのが気になった(笑)

機内食のサービスの時、CA(キャビンアテンダント)の中国人のおにーさんに「バッジャウ」と、持っていた“広東語会話”の本を見ながら言ってみると、全く通じない。

仕方なく「white wine ,
please」と言ったら、「赤ワイン」を用意し始めたので、「no, white」というと「あぁゴメン」っていう感じで、注ぎなおしてくれた。
私が「白ワインが欲しい」と解ると、そのCAのおにーさんは、(白ワインを指して)「バイジャウ」と“使える広東語”を教えてくれた♪

飛行機の気分のよい酔いのその勢いで、隣りの日本人男性に、「広州の空港から市内へ行くバスはすぐわかりますか?」と話しかけたら、“広東省慣れ”しているらしい彼が、言葉少なめに…だけど親切に“広州旅情報”を伝授してくれた。

旅の始まりに、優しい出会いが多くて、前途洋々です☆


炭水化物だらけだ…
 

空港から市内へ向うバス停

さて、到着した広州の空港「白雲新国際空港」は、2005年に開業したばかりで、まだ清潔感に溢れ、モダンでキレイ。

入国審査→税関を抜けて、外へ出ると、大きな声で喋りたおす中国人だらけ…すごい熱気。

その騒がしいロビーを外へ出ると、目の前は市内行きのバス停。
その中から、目指す「花園酒店(ガーデンホテル)」方面バスを見つけた☆
停留所には、日本のガイドブックにも載っている「○号線」の案内と、止まる場所の名前(中国漢字)
が書いてあるので、比較的わかりやすい。


機内同様やわらかシート
停留所でバスを待つこと数分。どんどん人が回りに集まってくる…この時点では順番なんか無いようだ。
 ところが!バスが停留所に近づくと「我先に!」な勢いであっと言う間に長い列。
私も負けじと並んだものの、広東語しか話さない“バスの女子係員”

…「この人に荷物を預けて大丈夫なのか!?

とめっちゃ不安に…かといってバスの中に持ち込める程小さくない荷物、あぁ〜どーしよ……そうやって私がオタオタしてると、後ろからきっつい目で見られ、早口の鋭い広東語でまくし立てられる(怒ってるように聞こえる…泣)。

で、なんとか乗り込んだ車内はガンガンに冷房が効いていて、にゃ〜涼しくてよかった〜♪

ところで、バスに乗り込んでいる90%が中国人で、私の隣にはでっかいドイツ人、そして後ろには黒人3人(この人たちの携帯着信音は爆音量…声も大きい)

バスが動かなくなった(汗)

隣りに乗ったドイツ人

バスの車内は、中国語と、黒人たちの話声(何語か理解不能)とで、大騒ぎ☆

ここまでで既に、言葉の不便を痛感している私にとって、隣のドイツ人が英語を話せて、ちょっと落ち着く。
聞けば、これから2週間かけて、中国の都市を回り、アウトドアグッズの発注、買い付けをするらしい。

バスが順調に広州市内を目指し高速を飛ばしていた20分後…いきなりプスプスと変なエンジン音になったと思ったら、高速道路の路肩に止まってしまった(汗)

バスの女子係員が広東語でなにやら説明しているが、全くわからない…あぁどうしよう…このままここで降ろされたら…どうなるのよアタシっ!?

…って、不安な顔をしていると、隣りのドイツ人が「It's a Chinese , Welcome China !」と私に笑いかけた……ぷっ☆…ふふふ…そうそう焦らず行こう!広州の旅は、はじまったばかりだ☆

それに、いろいろ話してると、このドイツ人が泊まるホテルは、私が泊まるホテルのすぐ近くのようだし、最悪、もしここでバスを降ろされてしまっても、この人と一緒にタクシーに乗ってしまおう!…
旅は道連れ、世は情け〜♪


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