Shanghai上海                              
2006.11.29〜12.2
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T出発・上海蟹   U上海美術館・豫園   V新天地・夜景  
 W庶民派朝食・莫干山路  X泰康路・夕食  Y 朝粥・帰国 

静安賓館(宿泊先)

今回のホテルは、「静安賓館(jing an hotel)」。
70年以上の歴史があるというこのホテル。このレトロな雰囲気が“私の上海イメージ”にハマります。レトロだけど、部屋の水周りは、改装してあるので、そんなに古くなくて使いやすい。
ただ朝食は、イマイチ…明日は、ホテルの朝食パスしよう…。

さぁ、上海市内散歩へ出発!
新しさと古さが混在した街並み・・・“スーパーブランドだらけ”の近代的な高層デパートが連なる大通りを走ってたと思うと、洗濯物がそこらじゅうに干してあるような古いアパートがあったり。
そしてよくみると、“ちょっとヘン”な風景がいっぱい。。。


アンモナイトの上に象!?

昭和風幼児玩具

イメージしてた中国

まず始めに向ったのは、「上海美術館」。
この美術館の建物も、泊まっているホテルと同じく、クラシカル。
だけど、その背後に近代的な超高層ビルが建っていて、なんか感覚がねじれる…。

建物内部は、大理石などこれまた“石”がふんだんに使われていて、重厚で豪華☆歩くたびに私のヒールがカツンコツンとキレイに響く…(夜に一人じゃ来られないね…)。装飾が施された手すりと大きな階段、そして吹き抜け、どれもクラシカル…大正時代にタイムスリップ。

中国アートを一点一点見るより、この建物の雰囲気だけで、非日常。


そして、この建物には別の入口があって、そこからエレベーターで最上階へいくと、モダンなインテリアのイタリアンレストランが!

様々な国のお酒が置かれたバーカウンターと上海の街を見下ろすテラス。
この辺りで働くビジネスマンらしき外国人が、ブランチをとっていたりして、こりゃ“東京”みたい。
私たちも、上海にしては、お値段高めのお茶で一息。。。


有名な小籠包屋さんがあると言うことで、向ったのは、伝統的な上海が生きているという「豫園」。

あぁそう!コレって感じの中国っぽい建物が連なって情緒たっぷり…なんだけど、観光客でごった返してて、まともに写真も取れない(涙)。

行列のできる店「南翔饅頭店」。
日本のガイドブックにも載っている超有名店。
テイクアウト待ちの行列がスゴイっ!
  ちょうど昼時という事もあって、店内も満席で“待ち客”がたくさん。
しかし、200元(≒3000円)別に払うと入れるというVIP個室ならすぐに案内できる…ってこんなに並んでるのに…結局“金”かよっ!
着いて2日目だけど、すでになんとなくこの街の“やり方”がわかってきた気がする・・・。
それでも、すぐに座れて、しかも個室…やっぱり落ち着きます(笑)。
せっかく(?)なので、「ビール(ノーマル青島)」と「老酒(和酒)」(※ちなみにこの“和酒”は、コンビニにも売ってるような、メジャーな銘柄)で乾杯!

そして出てくる点心全て、行列納得の美味しさです。
「 揚げ饅頭」の中には、上海蟹の味噌がたっぷり入って、スープがなみなみ。火傷するくらい熱いけど、頬張らずにいられないっ。

「シュウマイ」は、カタチが奇妙、でもガイドブックみたら、同じ形で載ってたから、コレが正解なの!?
 
小籠包にも、いろんな種類があって、「肉」「野菜」「キノコ」「蟹」。
普段はあまり好んでオーダーしないのに、ジューシーで旨みたっぷりの小籠包に、もうメロメロです。
日本のと違って、そう簡単に皮が破れたりしてないから、しっかりスープを溜め込んだまま運ばれてきます。これまた火傷するかもって思っても、ハフハフいいながらガブっと。あぁ〜シアワセ〜♪
もう〜何も食べられないっ!くらい食べまくりました。夕食食べちゃイケナイくらいです。

中国の人って、こうやって結構ヘビーに食べてるのに、どうして太ってないのかな?ってこっちの人に聞いたら、「よく働き・よく食べる」…うんうん!それだ!

それに小籠包もそうだけど、いろんな食材をバランスよく使っている。
中国4000年の食文化は、ただ“美味しい”じゃなく、“健やか”であるためのもの、という感覚がしっかりあるのでしょう。
あまりの混雑と、飽満感でグッタリ…しかも、お土産の売り子さんの、粘り強い売り込みにグッタリ…「豫園」内部散策は、また別の機会に。

そんな訳で午後は、“新しい”上海の顔を見に行きます。

それにしても、すっごく寒いっ!
ダウン買っちゃおうかなぁ・・・


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