Sydney Australia                                  
2005.2.14〜19
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MANRY  HANTER VALLEY FISH MARKET&ZOO BLUE MOUNTAINS&ROOK
 
February 14
私は今、成田⇒シドニーの“カンタス航空”に乗っている。
隣には、今回一緒に旅をする“ゆいちゃん”が個人用テレビのリモコンと格闘中☆

……ネットや足を使って、格安航空券とホテルをブッキング。
某海外ホテルサイトでは危うくだまされそうになったが、無事出発することができた。

しかし、体調は最悪で、発熱、生理、下痢(食事中の方ごめんなさい)…しかも、機内は非常に寒く毛布を3枚駆使しても、ブルブルと震えは止まらなかった。

それでも、高度1万メートル上空で飲む酒が大好きな私は、そんな体調にもかかわらず、白ワインをオーダー。
機内食もとても楽しみにしていた…なのに、マズイ!今までいろんな国の飛行機に乗ったけど、一番不味い…。
体調不良のせいかもしれないが、鶏のテリヤキは一切れしか喉を通らない、ワインは美味しかったけど、食事が不味いとワインも進まない。

日本で買ったポカリスエットと栄養剤、鎮痛剤、下痢止めを飲んで、就寝。
少しウトウトしたものの、半覚醒のまま約9時間。
February 15
午前5時、機内で朝食が配られ始めた。

依然として体調はよくなかったが、「食べなきゃもたない!」と、無理やり食事を突っ込む。
それにしても…おしぼりを配ってくれないカンタス航空…紙タオルくらいくれたらいいのに…プンプン。

朝食後まもなく“シドニー・キングスフォード・スミス国際空港”に着陸。窓の外は快晴。

国によって、空港の匂いが違う…オーストラリアは微妙なシナモンと埃の香り(?)
ちなみに、アメリカ人の友人曰く、日本の空港は醤油の匂いらしい…。

空港からホテルに向かう。
ホテルまで連れて行ってくれるという、エアポートシャトルバスをGET。
予約が必要だったらしいが、運転手に交渉したら乗せてくれた。ちょうど2席余ったのだ。

私は助手席に乗せられ、写真の赤い帽子を被るよう言われた。もちろん運ちゃんの冗談なのだが、私はその帽子を被った自分の写真が欲しくなり、よっしゃ被ってみよ!と帽子をつかみ、ひっくり返すと…ものすごい汚い…しかも臭そう…。うん。…やめておこう。

オーストラリアは南半球なので、日本と逆の季節で夏の終わり。
到着したのがまだ朝だったので、23度と過ごしやすく、車の窓を開けると心地よい風が入ってくる。

空港から渋滞に巻き込まれつつ30分。
私たちの滞在するホテル“Shanglira Hotel Sydney”に到着。

まだお昼にもなっていないので、部屋の準備ができていなかった。とりあえず荷物をポーターに預け、着替えて出かける事にした。

快晴に恵まれた、シドニー。
このまま滞在中晴れ続けてくれたらいいなぁ…。

車窓から図書館

せっかくの快晴なので、ホテル近くのフェリーターミナル“サーキュラーキー”からフェリーに乗ってビーチに繰り出す事にした。

フェリー+バス+電車に一日乗り放題でA$15の“Day tripper”を購入。

私たちが向かったのは、フェリーで30分の太平洋側にある“マンリービーチ”。平日だというのに、観光客や地元のサーファーで賑っている。
フェリーに乗船する前に購入した“チキンラップ”A$3.5。
シドニーに着いてはじめての食事。たくさんの野菜と蒸し上げたチキン、味は薄いけど、新鮮な野菜のシャキシャキ感がGOODです。

お腹の調子が完全よくなった訳じゃないけど、食欲も沸いてきたので一安心。せっかくの旅なんだから、おいしいものいっぱい食べたい。。。
“マンリー”のフェリー乗り場から徒歩5分ほどで、太平洋側に行ける。
その道の両脇にはお土産や洋服屋、カフェが軒を連ねる。

夏仕様に着替えた私たちだったが、ビーチが近くなると、ビーサンと短めのワンピース…そして水着に着替えたくなってきた☆

予算をA$30にして物色し始めたけど、サイズが合わない。夏物はSALEになっていて安いけど、品数も少ない。
結局30分ほど歩き回ったが良いものがナイので、諦めてビーチへ突入☆
青い海…太平洋から“サーフィン初心者の練習にはもってこい”な波が押し寄せる。子供たちは少し大きめの波に果敢に向かってはしゃいでいる。

砂浜には、夏を最後まで楽しみたい若者たちであふれ、昨日のバレンタインデーの続きを楽しむカップルが人目を気にせずDeep Kiss。

水着を持っていたとしても今日の体調じゃ海に入れない私だけど、テンションがどんどん上がってくる。

ビーチ際に立てられた、レストラン・カフェでオーストラリアワインを一杯。
“マンリービーチ”を存分に楽しんで、再び“サーキュラーキー”へ。

途中に見えるのは、シドニーのシンボル“オペラハウス”。
観光船に乗らなくても、市民の足フェリーで簡単に素晴らしい景色を堪能できる…すごく得した気分になる。

この後、ホテルに戻りチャックイン。

ここで残念な事が起こった。ホテルの部屋が下層階を割り当てられたのだ。「もっと上の階にしてくれ」とお願いしても、「今日はもう部屋がない」と言う。仕方ないので、部屋のリクエストを入れて明日に賭けるしかない!

部屋に入って、一休みのつもりが、気がつけば21時。

この辺りのレストランは閉まってしまうのが早いと聞いていたので、急いで着替えて、夕食へ。

ホテルからオペラハウスに向かう道に見つけた、オープンエアのチャイニーズレストランに入ってみた。
この時間になって、お腹の調子がよくなってきた私。

さぁ食べるぞ!……

…“シーフードの前菜”“エビとパイナップルの炒め物”“海鮮焼きそば”…ありゃなんだか、日本にいる時と変らないものばかり…。

チャイニーズを選択したのがそもそも間違いだった…でも雰囲気に釣られちゃったんだよね〜。まぁいっかー…ん?“Emuのハーブ炒め”?
“エミュー”ってあのダチョウみたいな生き物だよね…よし!これ食べよう!

暗すぎてほとんど見えないけど、右上の写真がその“エミューのハーブ炒め”。ミントの葉っぱがたくさん入って、臭みは全く感じないけど、うーんまぁまぁかなぁ。

今回もシドニーの州である、NSW(ニューサウスウェールズ)州で出来たワインをオーダー。
果実味を多く感じるしっかりとした飲み口は、クセの強いミントとの相性もよく、気がつけば病み上がりなのに、一本空けてました…。

ちなみに左がエミュー…。
オーストラリアの国鳥であり、世界で二番目に大きな飛べない鳥。

こうして、シドニーの1日目終了。

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